自然風景に魅せられて

風景写真を撮影しています。ヨーロッパ、マレーシア、そして長野県は信州の風景写真を中心に撮影しています。

十日町の棚田と、松代・松之山地区の美人林と新緑

こんにちは!さとしです。
今日は新潟県は十日町市の、松代・松之山地区へ新緑の撮影に行ってきました。
十日町の棚田はカメラマンにとって、とっても有名な棚田撮影ポイントです。
運がいいと雲海も見れるので十日町の天気を確認してからの撮影をオススメします。


それでは、撮影した写真のご紹介です。

星峠の棚田

星峠の棚田写真
ベストシーズンは田んぼに水が張る時期です。
田んぼの水が水鏡になり反射するため、とても美しい風景になります。
もちろん雲海が広がる早朝の景色だと満点ですね!

この「星峠の棚田」は、十日町にかずある棚田の中でも一番有名ではないでしょうか。

私の祖父母も田んぼをやっているので思ったのですが、
この段々畑、棚田は機械を入れて作業ができません。
ですので、こちらで田んぼを手入れなさっている方のことを考えて頭が下がりました。

星峠の棚田への行き方


十日町の美人林の風景

美人林の写真
美人林は、ブナの木がたくさん生えたブナ林のことです。
特に新緑の季節がオススメで、森林の中で美人林に霧がでることも多いです。
ブナ林の中で霧が立ち込める中、新緑の青々とした葉が輝く様子。美しいですよね。

美人林への行き方


ブナ林の小道

_MG_2253
フォトジェニックだったので撮りました。
空気が澄んでいる中での撮影です。

美人林のブナ木立

_MG_2123

霧中のブナ林

_MG_2301
運良く霧が発生したのでブナ林の中をあっちこっちと歩いて撮りました。

十日町の棚田、美人林の感想

「日本の原風景」で撮られている棚田写真から、
衝撃的な美しさを感じて以来、松代・松之山地区の棚田は、行きたい場所になっていました。

念願叶っての棚田撮影は、早朝4:00に星峠にて始まります。
撮影ポイントは、既に多くのカメラマンが待機しており、私も慌てて合羽やら登山靴やら、忘れちゃいけないカメラを用意して場所取り合戦に参加しました。


あいにくの雨模様で朝日は拝めませんでしたが、霧の合間にパッと視界が開く瞬間の、棚田風景は見事な美しさでした。
皆が呼吸を合わせるかのようにシャッター音が鳴り響きます。

次は、ブナ林で有名な「美人林」に向かいました。
雨は小雨になっていて、雨に濡れたブナの木立は緑の葉が青々と色づいていて綺麗だった。
更に欲を言えば、ここにも霧がでないものかと思っていたら、運が良い事に沸いてきたのです!
満面の笑みを浮かべて霧のブナ林を撮影しました。

待望の棚田風景は、日本の原風景の素晴らしさを教えてくれました。
長い年月、機械が入れない田んぼを、人の力で支えてきた。
だからこそ心を打つ写真になるんだろうと感じました。

帰り道に見たフィルムの空き箱は、いつもより心に重く響きました。

美しい風景を撮るカメラマンだからこそ、カメラを趣味にしない人よりも、自然に配慮した行動をとるべきでしょうね。

まずは私から、自然を愛する行動をとるようにします。

まとめ

いかがだったでしょうか。
棚田は日本の原風景のせいか心が落ち着きます。

美人林も「美人」の何ふさわしい美しさでした。
さて、あなたも「行ってみたい!」と思われたなら、
せひ春の新緑の季節に早起きして行ってみてください。

棚田は十日町市の観光サイトが、
「棚田マップ」をご用意してくださっています。
この棚田マップを見ながら、棚田巡りをするのも楽しそうですね。

Webからもダウンロードできます。
www.city.tokamachi.lg.jp