自然風景に魅せられて

風景写真を撮影しています。ヨーロッパ、マレーシア、そして長野県は信州の風景写真を中心に撮影しています。

高ボッチ高原からの望む富士山、日の出写真と霧氷

こんにちは!

真冬の早朝に早起きしちゃうと、
「あ!山に登らなきゃ」
と思う人はいませんか?・・・いませんよね。。

「寒くて部屋からでたくない」
「冬は布団からなかなか出られない」
「このまま仕事に行かず寝てしまいたい」

分かります。

そんなあなたの代わりに、早朝の冬景色をお届けします。
高ボッチ山という標高1665mからの風景写真です。

どうぞヌクヌクした部屋で鑑賞くださいませ。

高ボッチ山からの富士山冬景色と朝焼け

まずは高ボッチ山から見える、富士山の朝焼けの様子です。
望遠レンズで撮影したのですが、ファインダーを覗いたら
寒さを忘れてしまうくらい圧倒されました。

冬の高ボッチ高原から望む富士山の朝焼け


富士山


EF-S 55-250mm F4-5.6 IS
軽量で安価なレンズでも良く撮れますね。

松本平を一望できる高ボッチ高原(駐車場)からの景色

アルプス山脈の雪の上に、朝日の朱色が美しく描写されました。
だんだんと朝になっていく様子を白い息を吐きながらゆっくり撮影します。

寒暁と朝陽浴びる山脈


山脈


TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] (Model A16)


枯山の霧氷


霧氷


SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (Model272E)

高ボッチへの冬の行き方

早朝に起床して大急ぎで着替えを済ませて出発です。
目当ては富士山の日の出(朝陽)と長野県のマイナスの気温で見られる樹木の木の枝についた水滴が凍り、そこに粉雪が付着する霧氷です。


塩尻峠の中腹付近にある「高ボッチ高原はこちら」の案内看板を山の方へと入ります。まだ薄暗い森の中、狭い道を慎重に登っていきました。途中からいよいよ雪が本格的になってきました。それに伴い、雪が増えるにつれて停車している車がチラホラ。きっとタイヤの関係で留まる事を止むなくさせられた様子が伺えます。幸い、私の車は前日にスタッドレスタイヤに履き替えたばかり、もし替えていなかったら私も停車中の皆さんの仲間入りでした。


雪道を突破できた喜びでそのまま進むと凍りついた道に出くわして、冷や汗を垂らしながら何とか乗り越え、富士山の撮影ポイントへ到着。丁度、日の出と共にシャッターを押す事ができて嬉しかったです。富士山の頂から裾野にかけて太陽の光が当る姿は、高ボッチの霧氷の暗さと明暗の対比になって美しかったです。自然風景の偉大さを再確認させられました。
富士山の日の出は年賀状でも大変使われやすい写真です。
今年の年賀状に使えそうな縦位置でも撮影をして、私の年賀状はこれで決まりかな。


その後は霧氷の中を登山靴で入って、凍った木々や草むらの中で見つけた、
小さな自然風景の美しさを撮影しました。

高ボッチ高原は今週末から冬季閉鎖に入るようです。

高ボッチ高原閉鎖(封鎖)については、塩尻市市役所の「市道高ボッチ線の冬期閉鎖について」情報に詳細が載っています。

市道高ボッチ線は12月12日(金)をもって冬期閉鎖となります(4月末まで)。

本年度も高ボッチ高原へ大勢の皆様にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。

冬山の運転には細心の注意を払って下さい。

  • 急ハンドル
  • 急加速
  • 急発進

の急がつくものは避けたほうが良いです。


ちなみに雪道運転は「急」を避ければ良いのですが、氷道はお手上げです。
私は氷道運転になりそうな場合は、一旦、車を停車させて自分の足で周囲を歩いて一番滑らなそうな路面を選んで車に乗車しなおして運転を再開します。私も何度かヒヤヒヤしています。というか、以前所有していた車で実際に事故を経験しているので、皆さんは私のようにならないよう気をつけて頂ければ幸いです。

ポイントは「急」がつく動作を避けること。
氷道かな?と思ったら一旦くるまを降りて路面状態の一番良いポイントを探す事がお勧めです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
真冬の凍てつく世界、高ボッチ山。

春の高ボッチを撮影した記事もあるので、
良かったら春の高原に咲くお花とともに寒さを吹き飛ばしてください。

www.aoyagi-photo.com

www.aoyagi-photo.com