春の植物と夕暮れの諏訪・立石公園
立石公園、諏訪湖一望
春の陽気に誘われて散歩が楽しみになっています。
木々や草はみどり色で目を楽しませてくれます。
同じ緑色でもよくみると濃い緑や、薄い緑、黄色がかった緑色など色んな緑色があって楽しいものですね。
花は鮮やかな色彩で色とりどりの華やかな花びらを、
心地よい風に揺らしています。そんな草花達を眺めていると、歩みが自然と前へと進みます。
秋の代表、紅葉も春の装いでグリーンの色。これも秋とは違ってよいものです。
シュンジュギクは、白いベールを纏ってちょこんと緑の頭を出して春を楽しんでいるみたい。
久しぶりに訪れた、夜景で有名な諏訪の立石公園は、ちょうど夕陽が諏訪湖に輝く時間帯でした。
諏訪湖が一望できる眺めの良さの中で、ゆっくり沈む太陽と、水面に輝く光の粒を眺めていました。
こうして素敵な景色に圧倒されていると、鼻に匂った香りは春の草花達の芳香でした。
さあ、明日はどんな春の散歩道が待っているでしょう。
月と金星が笑顔にみえる
月と金星(地球照)露光長め
EF 70-200mm F4L IS USM
【細い月と金星が大接近】
宵の明星の金星が地平高度を上げており、夕方の西の空でとても目立つようになっている。5月16日の夕方にはこの金星に月齢2の細い月が近づく。月と金星の間隔は1度未満で、低倍率の望遠鏡で同一視野にとらえられるほどの大接近だ。月の地球照や欠け際のクレーターとともに、半月状の金星も確認してみよう。地上風景を入れた写真にも収めておきたい。
引用元: AstroArts - アストロアーツ
まるで笑顔に見える細い月と金星の輝きが美しいです。
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長野県の春の散歩道に咲く植物(菜の花、水芭蕉、桜、芝桜)
更新日:2018年3月20日
春の散歩は賑やかで楽しいですね。
道の草花も一斉に芽吹きだして癒やされます。
木々は若い芽を出し、街には桜のピンク色が溢れます。
今回は長野県の春をご紹介します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
長野県の春を撮りました。
春の風景を少しでも感じていただければ嬉しいです。
春の高遠城址公園は桜でいっぱい!コヒガン桜は他とは違う桜色
[記事更新日:2018年3月22日]
今年の高遠城址満開予定日は、【2018年4月13日】です。
(高遠桜まつり情報より。)
こんにちは。サトシです。
寒い冬を過ぎて、
春の便りが聞かれる季節になりましたね。
冬は寒くてなかなか外に出られず運動不足の人も多いのではないでしょうか。
さて、長野県は自然がおおいので「春」を感じられる場所がたくさんあります。
その中でも春といえば「桜」
今回は県内の桜といえばココ!と信州人がオススメできる桜の名所「高遠城址公園の桜」についてです。
ソメイヨシノとは違って、ピンク色が強いタカトオコヒガンザクラになります。
- 青空としだれ桜
- 桜の撮影テクニック
- 桜の撮影にはPLフィルター
- 今にも桜吹雪が舞いそうな桜と青空
- 二輪の桜
- 桜のフレームはストックフォト向きの構図
- 南アルプスと高遠城址の桜
- 池に写り込む高遠の桜
- 高遠城址公園アクセス
- まとめ
高遠城址(たかとおじょうし)公園の桜はピンクの色付きが全然他の桜とは違うんです。
他の種類の桜と比べて高遠の「コヒガン桜」はピンク色が濃いため、
青空に美しいピンクの色が良く映えますね。
青空としだれ桜
いかがでしょうか。
今年は雲ひとつない、絶好の晴れ日和に来ることができました。
このピンクの色を見ていると、春の訪れを感じてワクワクします。
たわわに実った桜の花と青空のコントラストがいいですよね。
今回はちょうど満開の時期になります。
桜の撮影テクニック
桜のマクロ撮影です。望遠レンズでマクロ撮影をしています。
望遠レンズは「遠くのものを写す」機能もありますが、
どちらかというと被写体の距離は足で稼ぐ(近くに寄る)方が良い写真になります。
僕のオススメは、
「望遠レンズはピントの合う、ギリギリまで被写体によって撮る」です。
望遠レンズで被写体ギリギリまで寄ることによって、背景のボケも増しますし、
写したい対象がしっかり決まります。
更に欲を言えば、マクロ撮影の場合、
「背景に配置するボケた被写体」
にも注意することで更に良い写真になります。
例えば、ピンクの桜にバックがピンクでは同系色のため桜が目立ちません。
青空の青色をバックに桜を撮れば、ピンク色と青色のコントラストによって、より桜が目立ちますね。
望遠マクロレンズは「EF70-200mm F4L IS USM」です。
このレンズは私が買ってよかったレンズNo.1に位置する描画、ピント、使い勝手ともに満天のものです。
後日、レンズについての記事をまとめてみますね。
TAMRON 単焦点マクロ SP AF90mm F2.8 Di MACRO キヤノン用
こちらも安価なのに描写が良くてマクロ撮影に使っています。
キヤノンユーザのマクロ入門にオススメです。
桜の撮影にはPLフィルター
桜の色と青空は美しいですよね。
桜の広角撮影では、桜は少しだけ露出を控えめにすると良いですね。
なぜなら花びらの色によっては日の反射で白飛びしてしまうからです。
またPLフィルターを使うことでより青空と桜が強調されるのでオススメです。
PLフィルターはこういうものです。
ご自分のレンズの径サイズに合ったものを選んでくださいね。
メーカーによって値段が違っています。
私は安いメーカーのもの。高いメーカーのものも使ってみましたが、特に違いはありませんでした。
デジカメはC-PL(サーキュラーPL)と書かれたものを購入してくださいね。
桜のフレームはストックフォト向きの構図
ストックフォトなどで使えそうな写真です。
真ん中の青色の空の上にキャッチコピーを添えればポスターのできあがり。
真上を向きながら丁度いいバランスを探して撮りました。
南アルプスと高遠城址の桜
遠方に南アルプス、中景に高遠の町並み、手前に高遠の桜。
これは高遠城址公園入口付近の橋の上で撮りました。
定番の撮影スポットになります。
それにしてもピンク色が鮮やかだと思いませんか?
池に写り込む高遠の桜
定番の写真はそこそこに、おもしろい被写体はないか探す天邪鬼です。
カラーバス効果という「意識して行動すると、意識した対象物が多く見つかる」まさにそれですね。
意識して、「定番じゃない桜の被写体はないか」とあるき回った結果、
池に映りこむ桜を撮影できました。
カメラを始めると、「あっ、ここ撮りたい。」「この構図いいな」
なんてカメラを持ってない時に限って思ったりしますよね(笑)
高遠城址公園アクセス
高遠城址公園は、伊那インターを降りて向かいます。
道中、最盛期はかなり渋滞するので早朝のおでかけをオススメします。
(ツアーバスも多いので団体客も結構きますよー)
屋台もあるのでお花見もいいですね。
詳細は伊那市観光協会の高遠さくら祭りに詳しく載っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「高遠の桜はピンク色が濃い」ということが伝わったでしょうか。
青空に映えるピンク色のタカトオコヒガンザクラは桜の中でも一押しです。
併せて枝垂れ桜が美しい、久遠寺の桜も春の季節にはオススメです。
山梨県は身延山久遠寺のしだれ桜もオススメです。
www.aoyagi-photo.com
山梨県は身延山久遠寺のしだれ桜
こんにちは。サトシです。
春眠が心地良い季節となりましたね。
最近は布団からなかなか出れません!
さて、分厚い夏のダウンを脱いで春のコートを着るようになり身軽な装いででかけます。
今回は「身延身延山久遠寺」のしだれ桜についてのご紹介です。
「ぽかぽか陽気だから休日は遊びにでかけるかー」。
なんてお父さん達の声が聞こえてきそうな春日和。
身延身延山久遠寺境内は、家族連れで賑わっていました。
今回は春の季節ですが、初詣も賑わうそうです。
例年の見頃は、3月下旬〜4月上旬頃です。
開花情報は見延町商工会の開花情報が詳しいです。
夜桜ライトアップなどはやっていないので、行くなら昼間がいいですね。
駐車場は無料も有料もありました。身延山へはロープウェイでいけます。
青空と桜
この写真を撮りたくて久遠寺に来ました。
桜と寺院の構図がいいですよね。
春霞も少なくてよい天気に恵まれました。
この後、足が棒になるとは、この時には全く考えていませんでした。
桜、揺れる
ここは日蓮宗の総本山。お坊さんとも何度かすれ違って挨拶を交わしました。
久遠寺境内にある樹齢400年の大きな2本のシダレザクラは、桜のカーテンのように大きく垂れ下がっています。
桜の背景にみどりの植物を置けばもっと良い写真になったなと悔やまれます。
桜を手前ボケで撮ると、ファインダー越しには桜のつぼみが泡のように感じられ少し幻想的なんです。
久遠寺の桜とはまた違ってピンク色が濃い桜を見たい方は、
高遠城址公園の桜もオススメです。
www.aoyagi-photo.com
枝垂れ桜の波
シダレザクラがまるで大きな波のように感じられました。
これは駐車場から久遠寺境内まで歩く道中で撮影した写真です。
訪れた花見客はこの波のようなシダレザクラに「わぁ〜!」と感動していました。
久遠寺境内のしだれ桜
日が遮られる時間帯での写真になりました。
桜は光が当たらないとピンクや白の色が映えませんね。
祖師堂
祖師堂と桜のアップ写真です。
身延山道中に咲く白い花
私は身延山へロープウェイでいけるのに、カメラ機材一式背負いながら歩いて向かいました。もう軽登山です。
その軽登山道中の道下(崖下)に咲いていた花の写真です。
みなさんにはロープウェイを使うことを強く勧めます。
身延山五重塔
木造の五重塔です。案内板によると一度焼失したものを復元されたとのことです。
遠くからでも大きく見えました。
こういった屋根のある建物は、屋根下に光が当たらないので光が射す時間を考えて撮る必要がありますね。
久遠寺へ向かう道中に咲く小さなお花
久遠寺の道中も結構歩きました。
小休憩ついでに道脇に咲いた花を撮りました。疲れた体が癒やされます。
久遠寺へのアクセス
新宿からは直行バスが出ているようです。
久遠寺への階段は結構急なので、ご年配の方や足腰の弱い人はタクシーで久遠寺まで行かれるのをオススメします。
僕は身延山まで歩いたので相当疲れました。軽い登山のため健脚の人以外にはオススメできません。
身延山は一般的にはロープウェイがありますのでロープウェイを使ってくださいね。
まとめ
身延山久遠寺へ桜を撮りに行きました。
気持ちの良い青空の下、可愛らしいピンクの色を付けて
大きなしだれ桜が迎えてくれました。
五重塔の見上げて立派な佇まいに感動し、
本堂、祖師堂の細やかな装飾に目を奪われました。
MAPを見ると、ロープウェイで行ける更に上があるとのこと。
頂上まで40分?の道程かと勘違いしてしまい、
ロープウェイを使わずに思親閣仁王門まで歩きました。
2時間30分ほど歩いて思親閣仁王門がとっても遠いことを痛感しました・・・。
道中に林の中で見つけた、まるで光っているかのように輝く、
白い植物(名前を忘れてしまいました)が印象的でした。
春の訪れは決まってピンクの花から始まります。
久遠寺の桜とはまた違ってピンク色が濃い桜を見たい方は、
高遠城址公園の桜もオススメです。
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最後まで見てくれてありがとう。
ビーナスライン冬景色
眠る山
元旦4時、ビーナスラインを運転していました。
スノーボードのウェアを着て、足には冬用登山靴に軽アイゼンを装着。
風が強く吹く車山高原周辺を歩きます。
身体に強く吹きつける吹雪の中で呼吸をすると、
まるで透明な何かを吸ってしまったような不思議な感覚になります。
風が止むと、今度は、「ざく、ざく」と、歩く音がひどく大きな音に聴こえます。
木々は凍りつき、草花は埋まり、川は凍る。
ふと、立ち止まると、誰も居ない、何の音も聴こえない世界。
手はこわばって思うように動かせないし、
鼻水は流れるし、アゴの感覚は寒くてなくなっている。
それでも、ここに居て、白くなった全てのものをぐるっと見渡す。
肺に入る冷たい空気を感じて、静寂に身を浸すと、ひどく落ち着きます。
いましばらく、誰の足跡もない、嘘みたいに真っ白なこの場所で腰を下ろして眺めます。
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冬のビーナスライン
風紋
冬のビーナスラインを走って撮影した。
富士は空へ浮かぶし、自然は雪の上で輝いて美しい。
冬になると全ての色が失われる場面に出会すことがある。
そう、それは白と黒の世界。
そういう時、普段見慣れている影が、活き活きとその存在を主張してくる。
真っ白な雪のキャンバスに、ある樹木は自らの影で複雑な絵を描き。
ある樹木は、皆で協力して、ピアノの鍵盤のような絵を描く。
そして、風は今日も木々を揺らし、冬には雪に足跡を残す。
その風紋が美しいから、太陽もそれに彩を、と、雪の中の氷の欠片を光らせる。
そして僕はそれをカメラで撮影させてもらう。
そんな様々な匠が描く素晴らしい作品達を。
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立山バックカントリー
立山バックカントリー初滑りへ行きました。
バックカントリースキー(スノーボード)を初体験しました。
今年はいくつも山へ登ったので勢いに乗ってバックカントリーです。
スノーボードを積める装備が無かったので、
スノーボードを取り付け可能なバックパックを購入しました。
新製品のOSPREY【オスプレー】 コード38です。
格好良いデザインに、背面から取り出せる機能性の良さが一押しです!
ネットでも大人気なため在庫切れのお店が多いです。
私は運よく、白馬のブルークリフさんで入手できました。
朝4:00に、とっても美味しいコーヒーを淹れてくれるお洒落な
乗鞍のスプリングバンクさんに今回お世話になりました。
乗鞍高原から満天の星空を眺めて、富山県・立山へ向けて出発です。
立山駅にて立山 - 室堂往復チケット(4,190円)を購入。ケーブルカーに乗って美女平(標高977M)へ。
美女平では、10kg以上の荷物またはスキー(スノーボード)板1つにつき300円を支払います。
バスが出るまで時間があったので付近を散策しました。
美女平の大きな杉の木には美女杉伝説がありました。
何でも美女杉伝説の詩を三度唱えて祈れば男女を問わず、我が恋は成就する・・・そうです。
美しき 御山の杉よ 心あらば
わがひそかなる祈り ききしや
読んでしまったのですから、三度祈ったのは言うまでもありません。
(恥ずかしいので小声で)
バスで1時間ほど走るとそこは白銀の世界が広がっていました。
一面真っ白な雪原は、抜けるような青空が眩しいです。
あー、なんて贅沢なんだと思いながら、
はやる気持ちを抑えて記念撮影です。
山好きな皆が集まったおかげか、山の神様が快晴と無風をプレゼントしてくれました。
澄み切った青空に、輝く雪面はウインタースポーツ好きなら言葉になりませんよね。
雪面はスノーシューを履いて進みます。
立山の主峰「雄山」の山頂付近までゆっくり登っていきました。
真ん中にポツンと見えるのが最初の写真にある山小屋です。
足はパンパンになって疲れていましたが、ゲレンデにない感動は本当に大きく素晴らしいです。
足場の限られた場所で、目の前に広がるこの雄大な景色を見ていると、
怖くなって恐怖を感じる自分と、いつまでもそこに留まって眺めていたい自分がいました。
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