木立
凍てつく赤い実
輝き
長野の冬は寒い。
早朝に起きて誰も通っていない雪道を山の上の方へ向かって走る。
目的地に着いて車を駐車場に止めて三脚とカメラを持って写真を撮りに冬用登山靴で歩く。
耳は相変わらず痛いくらい寒いけど、身体はそれなりに暖まってきた頃に、
「はぁ〜」と白い息を吐きながら手を暖めつつ、三脚の脚を伸ばす。
カメラをセットしてダウンジャケットに手を突っ込んで暫く待つと、
目が眩むくらいの眩しい光が世界を包んでいく。
その瞬間がたまらなく好きで、またここに来ようと、冬になると足が向かいます。
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